ぜ学生服リユースをしているんですか?
というお話の機会があると、まず第一にこちらがある旨をお伝えします。
働き方を作りたかったから。
今でこそ小学生になった子供たちはだいぶ自立していて、困ることが格段に減りました。
でも10年前は全く違います。
まず仕事を始めるには、
保育園に入るためには、
予期せぬ体調不良で、いつ呼び戻されるか不安でした。
「子供が熱を出してしまい、急遽で申し訳ありませんが、本日お休みを頂けますか」
今みたいにリモートワークもなく、理解のある職場でも、後ろめたさがありました。
「お迎えになってごめんね」と子供に思わせることも罪悪感でした。
周りを見渡すと、実は子育てに限らず介護中だったり、
療養中、障がいと向き合っているなど、
色んなものを抱えている方がいらっしゃることに気づきました。
だから難しい、出来ないと諦めるのではなく、自分のペースで気兼ねせずに出来る働き方を作ろうと。
学生服リユースの過程は細かい内職がたくさん生まれます。
子育て中、介護中の方がやってくれています。
お客様も子育て中の方がほとんど。
スタッフが子連れの時もあります。
思い出の詰まった大切な学生服を通じて、事業に関わる人を、もっともっと増やしたいと思っています。